タイ・カレン族の村から、手織り布を使った小物が届きました!

みなさん、こんにちは。8月26日木曜日です。気がつけば8月ももうすぐ終わりですね。今年の夏はひたすら暑い夏でした。cholonの店内には冷房がなく、これまでは「エアコンなんてなくてもどうにかなるさ」と思ってきましたが、今年はさすがにどうにもつらい日が数日ありました。でももう2、3カ月もすると寒い冬なんですよね。早く涼しくなれとあんなに思っていたのに、今は冬が1日でも遅く来るように願っています。勝手なものだな。
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さて、タイの山岳民族カレン族の村から、手織りの布を使った小物が届きました。
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タイ北部のチェンマイから車で2時間ほどのところにあるカレン族の村。この村では自分たちで織った布の民族衣装をまとい、畑で食べ物を作り、高床式の家の庭には豚や鶏がいる昔ながらの自給自足の暮らしを営んでいます。一方で、近ごろはインターネットが完備され(!)ビデオ通話で打ち合わせもできるようになりました。
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この村では「腰織り」や「腰機(こしばた)」と呼ばれる伝統的な方法で織物を作っています。椅子に座るスタイルの「高機(たかはた)」ではなく、織り手は床に脚を延ばして座り、柱にかけた糸の束を腰帯で支えて張った状態にし、それを縦糸にして、手元で横糸を織っていきます。織りの原点とも言われるシンプルで原始的な手法です。
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布の最大幅は腰幅程度の30〜40cmほど。この布を上手に使って、バッグなどの小物を作っています。仕立てはすべて手縫いです。ベッドカバーなど大きな物は、腰幅の布を2枚、3枚とはいで仕上げてあります。村で育てた植物などを使った天然染め。ブルー系のものは藍、ブラウンは黒檀を使って染めています。素朴ですが、とても美しいです。
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「カレンバッグ」と呼ばれるバッグは、肩ひも部分が本体とつながっていて太めにできているのが特徴です。模様織りが美しく、フリンジ飾りもかわいい小ぶりのショルダーバッグです。藍染めのブルーと、黒檀染のブラウンがあります。肩紐は約110cm。
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「マチ付きショルダー」は、藍染めの縁に白いラインが入った布を使って仕立てたバッグです。たっぷりのマチがついた丸みのある形がかわいい。ショルダーは約90cmと少し短めの長さです。
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「ストール」は、フリンジ部分を含むと2mを超える長さがあり、いろいろと巻き方をアレンジして楽しんでいただけます。フリンジは両端についています。きっちりと織られているので、初めはややかたく感じるかもしれませんが、徐々にやわらかくなじんでいきます。これからのシーズンにとっても便利に使えます。
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「クロス」は藍染めと黒檀染めの2タイプがあります。240cm×130cm(フリンジ部分を除く)と大きく、しっかりとしているのでいろいろと工夫して使えます。落ち着いた色合いは、どんなお部屋のインテリアにも馴染んでくれそうです。フリンジは長辺の両端に付いています。
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オンラインショップでも販売開始しました。カレンの村のお母さんたちが織った、素朴でやさしい風合いの布の製品。おすすめします!

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